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セキュリティ専任者がいなくても安心!中小企業に広がるMDRの選択肢

セキュリティ専任者がいなくても安心!中小企業に広がるMDRの選択肢

中小企業に迫るサイバーリスクの現実

あなたの会社では、セキュリティ対策をどのように行っていますか?
多くの中小企業では、専任の担当者の用意が難しく、情報システムの管理を他の業務と兼任している方が居ることがほとんどではないでしょうか。
ウイルス対策ソフトを導入して「これで十分」と感じている方も多いかもしれません。

しかし、近年のサイバー攻撃はますます巧妙化し、大企業よりも防御の手薄な中小企業が狙われるケースが増えています。
実際に、業務が停止したり、取引先にも影響を及ぼしたりする事例が国内でも少なくありません。

もはや「自社は狙われない」という考えは通用しない時代になりつつあります。

中小企業が抱えるセキュリティ上の課題

大企業の多くは、専門チームを設け、24時間体制でシステムを監視しています。
一方で、中小企業の場合は人員や予算の制約から、同様の体制を整えることは容易ではありません。

たとえウイルスを検知しても、
「その後、どのように対応すればよいのか」
「被害を最小限に抑えるには何をすべきか」
といった判断が難しく、初動が遅れてしまうケースもあります。

セキュリティ対策は“導入すること”が目的ではなく、 “発生時にどう行動できるか”が鍵です。
この対応力の部分こそ、多くの中小企業が悩むポイントといえるでしょう。

MDRとは ― 専門家が見守り、対応まで担う安心の仕組み

こうした課題を解決する手段として注目されているのが、MDR(マネージド・ディテクション&レスポンス)というサービスです。
一見専門的に聞こえますが、簡単に言えば、外部のセキュリティ専門家が常時監視し、異常があれば代わりに対応してくれる仕組みです。

従来のウイルス対策ソフトが“脅威を検知する”ところまでを担っていたのに対し、MDRは“検知した後の対応”までを含めてサポートします。

たとえるなら、
– ウイルス対策ソフトは「警報を鳴らす装置」
– MDRは「異常を察知すると駆けつけて対応する専門スタッフ」

といったイメージです。
セキュリティの監視と対応を外部に委ねることで、専任者がいない企業でも高度な防御体制を実現できます。

中小企業でも始められるMDR

「とはいえ、そのようなサービスは高額なのでは?」と感じる方も多いでしょう。
しかし、最近では1台から導入できる中小企業向けのMDRサービスが増えています。

弊社で取り扱うTrend MicroのMDRサービスの場合、対象のセキュリティソフトとセットで年間1ライセンス14,400円(税込)からご利用いただけます。
1日あたりに換算すると、コーヒー1杯分ほどの費用で、専門家による24時間監視と初動対応が受けられる計算です。

実際に導入された企業様からは、次のようなお声をいただいています:
– 「検知後の対応を専門家に任せられるようになり、安心感が大きく変わりました。」
– 「少人数体制のため、夜間や休日の対応を外部にお願いできるのは非常に助かります。」
– 「思っていたよりも導入しやすく、取引先からの信頼向上にもつながりました。」

このように、MDRは“自社内で専門部署を持たずにプロの力を活用できる”現実的な選択肢として注目されています。

「守る」から「見張る」へ ― 今こそ考えたい次の一手

クラウドサービスやリモートワークが一般化した今、情報の出入りはより複雑になっています。
その分、攻撃の入り口も増え、従来の「ウイルス対策ソフトだけでは防ぎきれない」状況が生まれています。

大切なのは、「うちは大丈夫」ではなく、「うちは常に見張っている」状態をつくること。
MDRは、限られた人員でも継続的に企業を守るための“仕組み”です。

自社の情報を守ることは、取引先やお客様の信頼を守ることにもつながります。
セキュリティ対策を“導入して終わり”にせず、 “安心を維持する体制”へと進化させていく。
その第一歩として、MDRの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

備考欄

記事情報

CreationDate

2025.12.19

Author

CEチーム KAIちゃん