エムアンドシーシステム株式会社の「ノーコードツールで初めてアプリを作って学んだと」です

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ノーコードツールで初めてアプリを作って学んだと

ノーコードツールで初めてアプリを作って学んだと

小さな工夫で変わるアプリの使いやすさ — はじめての開発で得た気づき

何から始めればいいか分からなかった最初の一歩

アプリ開発を学び始めた当初、何から手をつければよいのか分かりませんでした。
データベースやワークフロー、API、UI設計など、聞き慣れない言葉が多く、全体像をつかむこと自体が難しく感じられました。
実際にツールを開いてみても、機能はたくさんあるのに、どこから始めればよいのか分からない。
やる気はあっても、進め方が見えないという状態でした。

その中で出会ったのが、ノーコードツールです。
プログラミングの知識がなくても始められるため、まずは「作ってみる」ことに集中できました。
文法ではなく、アプリの仕組みそのもの——データの流れや画面の動き、ユーザーとの関係性を理解することに意識を向けられるようになりました。

例えば、簡単な入力フォームを作り、そのデータが保存される仕組みを体験したとき、
「アプリは単なる画面ではなく、情報を扱う仕組みである」
ということを実感しました。

小さな一歩ではありましたが、学習のハードルを大きく下げてくれたと感じています。

「作る」だけではないという気づき

最初は、画面に要素を配置して動かせばアプリは完成すると思っていました。
しかし実際に作り始めてみると、開発は「作業」ではなく「設計」に近いものであることに気づきました。

考えるべきポイント

•この機能の目的は何か
•どのようなデータを扱うのか
•ユーザーはどのように操作するのか
•想定外の動きは起きないか

例えば、社内向けのメッセージ共有アプリを作成した際、最初は表示だけを意識していました。
しかし後から機能を追加しようとしたとき、構造が整理されておらず、修正に時間がかかってしまいました。
この経験から、最初の設計が、その後の開発効率を大きく左右するということを学びました。

小さな課題の積み重ねから学ぶ

学習の初期段階では、小さな課題に日々向き合うことになります。

よく直面した課題

•レイアウトが見づらくなる
•データの扱いがうまくいかない
•ワークフローがつながらない
•スマートフォンで画面が崩れる

例えば、PCでは問題なく表示されていた画面が、スマートフォンでは崩れてしまうことがありました。
このとき、要素の配置やグループ化を見直す必要があり、レイアウトの理解が深まりました。
また、入力チェックを行っていなかったために、想定外の動作が起きたこともありました。

この経験から、「正しく動く」だけでなく「想定外にも対応する」ことの重要性にも気づきました。

小さな工夫が使いやすさを変える

開発を進める中で、機能だけでなく使いやすさ(UX)の重要性を実感しました。

意識したポイント

•要素同士の余白
•配置の統一
•情報のグループ化
•操作のシンプル化

例えば、同じ画面でも余白を整えるだけで、見やすさが大きく変わることがあります。
また、関連する情報をまとめることで、ユーザーが迷いにくくなりました。

こうした小さな工夫は目立ちませんが、アプリの使いやすさに大きく影響します。
こうした工夫や試行錯誤を重ねる中で、いくつかの社内向けアプリの作成にも取り組みました。

その一例をご紹介します。

社内ありがとうアプリ

社内コミュニケーションの活性化を目的とした「ありがとう」投稿アプリを作成しました。
ユーザー同士のやり取りを想定し、投稿・表示機能を設計することで、実践的なデータ管理と画面設計の理解を深めました。

社内面談管理アプリ

面談予約および管理を行う社内向けアプリを作成しました。
予約データの管理やステータスの更新を通して、実務に近いワークフロー設計を学びました。

※実際の開発画面をもとに掲載しています。

ユーザー視点で考えるということ

開発者としてではなく、ユーザーの立場で考えることも重要だと感じました。

意識したこと

•初めて見たときに理解できるか
•操作に迷いがないか
•無駄なステップがないか

例えば、機能を詰め込みすぎた画面は、かえって使いにくくなります。
そのため、必要な要素だけに整理することで、より直感的な操作が可能になりました。

学びやすさを支えるノーコード

ノーコードツールは、単に簡単に作れるだけでなく、学習の入り口としても非常に有効だと感じています。

•アプリ構造を視覚的に理解できる
•データと動きの関係が分かりやすい
•早い段階で成果物を作れる

実際に手を動かして作ることで、理解が深まりました。

少しずつ積み重ねていく成長

IT分野における新しい立場として、現在も学習を続けています。
分からないことはまだ多く、試行錯誤の連続です。

それでも、アプリを作る中で感じたのは、成長は一度にではなく、少しずつ積み重なるものだということです

例えば、以前は時間がかかっていた作業も、経験を重ねることでスムーズに進められるようになってきました。
一つひとつの積み重ねが、自信につながっています。

チームの中で支えるということ

開発は個人ではなく、チームで進めていくものです。

関わり方の一例

•丁寧に作業する
•分からない点を確認する
•状況を共有する

実務では、社内だけでなく外部のエンジニアと連携することもあります。
それぞれの強みを活かしながら協力することで、より柔軟にプロジェクトを進めることができます。

必要なタイミングで適切な技術や人材を取り入れることは、開発のスピードと品質を保つうえで重要だと感じています。

これからに向けて

初めてのアプリ開発は、「作ること」以上に多くの学びがありました。

•分かりやすく設計すること
•柔軟に対応すること
•チームで進めること

これらは今後も変わらず重要な要素だと感じています。
開発は一人で完結するものではなく、状況に応じて支え合いながら進めていくものです。
そのような柔軟な取り組みが、安定した開発につながっていくと考えています。

こうした考え方は、実際の業務システム開発やDX推進の現場においても重要な要素となります。
今後もこうした取り組みを通じて、より実践的で柔軟な開発への理解を深めていきたいと考えています。